投票率から見る若者の政治的無関心、少子高齢化、地方創生、莫大な国の借金。
私たちの周りには常に多くの社会問題・課題が存在しております。
そして、これらを担うのは次の世代を担う私たち若者であります。
だからこそ政治や社会問題、地域のことを考え、当事者意識を持つ、つまり「自分事」として捉えていくべきだと私は考えております。
私たちは政治や社会問題を考えなくても生活はできているかもしれません。
選挙に行かなくても不自由なことはないかもしれません。
しかし、次の世代を担う私たち若者がそのままでいいのでしょうか?
誰かが考えてくれる。
別に社会なんて変わらない。
確かに気持ちはわかります。
しかし、このままではいけないと私は強く思います。
そこで、ここ愛知・名古屋を舞台に社会問題を考えたり、地域のことを考えていく場を作り
「知って」「考えて」「発信」していく必要が大いに必要だと考え
「名古屋わかもの会議」という場を創ってきました。
「愛知・名古屋」という土地柄は偏見かもしれませんが
消極的、内向的とよく言われます。
だからこそ、様々な同世代の人の意見を聴いたり、意見を交わすことで新たな発見も生まれるのではないかと信じて取り組んでおります。
「名古屋わかもの会議」に参加したことで
起業しろとかは全く求めません。
私はむしろ新聞を読むようになった、ニュースを見るようになった、選挙に行くようになったという
一見、大したことないように思われることに私は大きな意味があるのではないかと思っております。
また、私は「言いっぱなし」で終わらすのではなく「実行に移す」ということを重要視しております。
言うだけならば誰でもできますし、ほかの学生組織がやっているかと思います。
だからこそ、言ったことをしっかり形にできる
そんな枠組みをも創っていきたいと考えております。
「愛知・名古屋をわかものから盛り上げる」
抽象的だからこそできることもたくさんあると思います。
私は次の世代を担う若者の一人として
しっかり「当事者意識」を持っていきたいと思いますし
「名古屋わかもの会議」というフィールドがそのような場になっていけるように
全力で頑張っていきたいと考えております。
名古屋わかもの会議 創設者・総合統括
水野 翔太
名古屋わかもの会議は「愛知・名古屋をわかものから盛り上げる」をコンセプトに
愛知県を中心に高校生から大学生約20人で構成されている組織です。
「愛知・名古屋」という地域性を重視ながら、社会問題、地域のことを考えていく場を創ることで
次の社会を担う私たち若者が当事者意識や新たな一歩を踏み出せるキッカケを創造しております。
冠企画の「名古屋わかもの会議」は毎回、全国から約100人が参加し、「愛知・名古屋のこれからの可能性」をもとに「防災」「観光」「環境」「ビジネス」等の分科会に分けてディスカッションをします。
また、愛知県知事や名古屋市長を始め政治家や行政の方に発信していくことで若者の意見や想いが少しでも反映できるように取り組んでおります。
さらには、ESDユネスコ世界会議や愛知県主催の「あいちエコアクション」等のイベントにも参画し、幅広い視点で「愛知・名古屋」のことを考えられるような場創りをしております。
また、現在はサッカーJ1名古屋グランパスエイトをはじめ多くのところとコラボレーションすることで「名古屋わかもの会議」に参加するような層とは少し異なる人へも発信することを目指しております。
私たち、「名古屋わかもの会議」は参加者が新たな一歩を踏み出せるキッカケを創造していくとともに、会議内で話し合われた意見を実際に社会というフィールドで実践に移せるように取り組んでいくことで社会に当事者意識、つまり「自分事」として捉えていけるような場づくり・人づくりを目指していきます。